気象庁は「東海地震に関連する情報」 の発表をやめ、新たに「南海トラフ地 震に関連する情報」を発表します。
「南海トラフ地震に関連する情報」
情報名 情報発表条件
6 創宮 vol.17 2018.03
た
場
合
な
ど
に
発
表
す
る
﹁
臨
時
情
報
﹂
が
あ
り
ま
す
。
富
士
宮
市
は
、
南
海
ト
ラ
フ
沿
い
で
異
常
な
現
象
が
観
測
さ
れ
、
﹁
臨
時
情
報
﹂
が
発
表
さ
れ
た
時
点
で
、
危
機
管
理
局
職
員
が
参
集
し
て
情
報
収
集
に
あ
た
り
ま
す
。
ま
た
、
観
測
の
結
果
、
大
規
模
地
震
発
生
の
可
能
性
が
平
常
時
と
比
べ
て
相
対
的
に
高
ま
っ
た
と
評
価
さ
れ
た
場
合
は
、
全
職
員
が
参
集
し
て
災
害
警
戒
本
部
を
設
置
し
、
同
時
に
す
べ
て
の
指
定
避
難
所
を
開
設
し
て
地
震
発
生
に
備
え
ま
す
。
ま
た
、
気
象
庁
が
発
表
す
る
﹁
臨
時
情
報
﹂
の
内
容
は
、
同
報
無
線
、
市
公
式
ウ
ェ
ブ
サ
イ
ト
な
ど
で
お
知
ら
せ
し
ま
す
。
※
﹁
南
海
ト
ラ
フ
地
震
に
関
連
す
る
情
報
の
発
表
﹂
等
は
、
南
海
ト
ラ
フ
地
震
に
対
す
る
新
た
な
防
災
対
策
が
定
め
ら
れ
る
ま
で
の
暫
定
的
な
措
置
と
な
り
ま
す
。
将
来
は
、
変
更
に
な
る
可
能
性
が
あ
り
ま
す
の
で
、
最
新
の
情
報
に
ご
留
意
く
だ
さ
い
。
し
か
し
な
が
ら
、
現
在
の
科
学
力
で
は
地
震
の
予
知
は
相
当
難
し
く
、
国
の
中
央
防
災
会
議
は
、
平
成
29
年
9
月
に
、
現
時
点
で
は
確
度
の
高
い
地
震
予
測
は
困
難
で
あ
る
と
の
見
解
を
示
し
、
政
府
も
こ
れ
を
了
承
し
ま
し
た
。
こ
の
た
め
、
現
在
、
新
た
な
防
災
対
策
の
検
討
が
必
要
に
な
っ
て
き
て
い
ま
す
。
一
方
、
近
年
で
は
、
東
海
地
震
は
単
独
の
地
震
で
は
な
く
、
紀
伊
半
島
沖
を
震
源
と
す
る
東
南
海
地
震
や
、
四
国
沖
を
震
源
と
す
る
南
海
地
震
を
含
め
た
﹁
南
海
ト
ラ
フ
地
震
﹂
の
一
部
で
あ
り
、
発
生
す
る
場
合
は
、
そ
れ
ぞ
れ
が
連
動
す
る
可
能
性
が
あ
る
と
指
摘
さ
れ
て
い
ま
す
。
こ
の
よ
う
な
こ
と
か
ら
、
気
象
庁
で
は
、
平
成
29
年
11
月
か
ら
、
﹁
東
海
地
震
に
関
連
す
る
情
報
﹂
の
発
表
を
や
め
、
新
た
に
﹁
南
海
ト
ラ
フ
地
震
に
関
連
す
る
情
報
﹂
の
発
表
と
、
そ
の
対
応
を
行
う
こ
と
と
し
て
い
ま
す
。
南
海
ト
ラ
フ
地
震
に
関
連
す
る
情
報
に
は
、
﹁
南
海
ト
ラ
フ
沿
い
の
地
震
に
関
す
る
評
価
検
討
会
﹂
の
調
査
結
果
を
発
表
す
る
﹁
定
例
情
報
﹂
と
、
南
海
ト
ラ
フ
沿
い
で
異
常
な
現
象
が
観
測
さ
れ
た
場
合
や
、
大
規
模
地
震
発
生
の
可
能
性
が
平
常
時
と
比
べ
て
相
対
的
に
高
ま
っ
た
と
評
価
さ
れ
こ
れ
ま
で
、
﹁
東
海
地
震
は
、
唯
一
予
知
の
可
能
性
が
あ
る
地
震
﹂
と
さ
れ
、
2
・
3
日
以
内
に
東
海
地
震
が
発
生
す
る
お
そ
れ
が
あ
る
と
き
は
、
内
閣
総
理
大
臣
か
ら
﹁
警
戒
宣
言
﹂
が
発
令
さ
れ
、
同
時
に
、
気
象
庁
が
﹁
東
海
地
震
予
知
情
報
﹂
を
発
表
す
る
こ
と
と
な
っ
て
い
ま
し
た
。
発
表
後
は
、
大
規
模
地
震
対
策
特
別
措
置
法
に
基
づ
い
て
鉄
道
が
運
休
し
、
学
校
が
休
校
と
な
り
、
工
場
、
百
貨
店
も
活
動
を
休
止
す
る
な
ど
、
国
や
自
治
体
は
、
東
海
地
震
に
関
連
す
る
情
報
が
発
表
さ
れ
る
こ
と
を
前
提
に
地
震
防
災
対
策
を
定
め
、
そ
の
初
動
体
制
を
整
え
て
き
ま
し
た
。
覚
え
て
く
だ
さ
い
!
い
ま
地
震
対
策
は
東
海
地
震
か
ら
南
海
ト
ラ
フ
地
震
の
時
代
へ
気
象
庁
で
は
、
平
成
29
年
11
月
か
ら
、
﹁
東
海
地
震
に
関
連
す
る
情
報
﹂
の
発
表
を
や
め
、
新
た
に
﹁
南
海
ト
ラ
フ
地
震
に
関
連
す
る
情
報
﹂
の
発
表
と
、
そ
の
対
応
を
行
う
こ
と
と
し
て
い
ま
す
。
危機管理局 危機管理担当
☎22‐1319 22‐1239
東海地震予知情報
東海地震が発生するおそれがあると認 められ、内閣総理大臣から「警戒宣言」 が発せられた場合に発表される情報。 東海地震が発生するおそれがあると判 断した観測データの状況等、科学的根拠 について発表される。
○地震災害警戒本部が設置される。
○津波やがけ崩れの危険地域からの住民避難や 交通規制の実施、百貨店等の営業中止などの 対策が実施される。
南海トラフ地震 に関連する情報 (臨時)
南海トラフ地震 に関連する情報 (定例)
○[南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会] の定例会合において評価した調査結果を発表 する場合
○南海トラフ沿いで異常な現象が観測され、そ の現象が南海トラフ沿いの大規模な地震と関 連するかどうか調査を開始した場合、または 調査を継続している場合
○観測された現象を調査した結果、南海トラフ 沿いの大規模な地震発生の可能性が平常時と 比べて相対的に高まったと評価された場合 ○南海トラフ沿いの大規模な地震発生の可能性
が相対的に高まった状態ではなくなったと評 価された場合
「南海トラフ地震に関連する情報(臨時)」に関する基本的な流れ
﹁
南
海
ト
ラ
フ
沿
い
の
地
震
に
関
す
る
評
価
検
討
会
﹂
に
お
い
て
、
発
生
し
た
異
常
な
現
象
に
つ
い
て
評
価
異常な現象が発生
南海トラフ地震に関連する情報(臨時)
南海トラフ沿いで異常な現象が観測され、そ の現象が南海トラフ沿いの大規模な地震と関 連するかどうか調査を開始した場合に発表
南海トラフ地震に関連する情報(臨時)
南海トラフ沿いの大規模地震発生の可能性に ついて調査中または可能性が平常時と比べて 相対的に高まったと評価された場合に発表
南海トラフ地震に関連する情報(臨時)
発生した現象及びその評価結果を発表
※南海トラフ沿いの大規模地震発生の可能性が相対的に高まった状態ではなく なったと評価された場合には、その旨をお知らせし、情報の発表を終了
時間の経過
以後、随時 最短で2時 間 後 程 度 を想定
静岡地方気象台中村台長と須藤市長のホットライン
(非常用直通電話)が開通しました
静岡地方気象台中村浩二台長(左)と須藤市長
7 創宮 vol.17 2018.03
が
﹁
南
海
ト
ラ
フ
地
震
防
災
対
策
推
進
地
域
﹂
と
し
て
指
定
さ
れ
、
国
、
地
方
公
共
団
体
、
関
係
事
業
者
等
が
、
そ
れ
ぞ
れ
の
立
場
か
ら
予
防
対
策
や
、
津
波
避
難
対
策
等
の
地
震
防
災
対
策
を
推
進
す
る
こ
と
と
さ
れ
て
い
ま
す
。
﹂
︵
気
象
庁
ウ
ェ
ブ
サ
イ
ト
か
ら
︶
富
士
宮
市
も
、
地
震
調
査
委
員
会
が
2
0
1
3
年
に
発
表
し
た
南
海
ト
ラ
フ
巨
大
地
震
の
想
定
震
源
域
直
近
に
あ
り
ま
す
。
海
沿
い
で
な
い
か
ら
と
言
っ
て
油
断
せ
ず
、
家
庭
で
の
備
え
を
怠
ら
ず
、
各
地
域
で
行
わ
れ
る
防
災
訓
練
に
参
加
す
る
な
ど
、
日
ご
ろ
か
ら
防
災
意
識
を
高
く
持
つ
こ
と
が
い
ざ
と
い
う
時
に
自
分
の
命
を
守
る
こ
と
に
つ
な
が
り
ま
す
。
﹁
備
え
よ
常
に
﹂
の
気
持
ち
が
大
切
で
す
。
﹁
南
海
ト
ラ
フ
地
震
は
、
複
数
回
に
分
け
て
発
生
し
た
り
、
一
回
で
全
域
を
破
壊
し
た
り
、
そ
の
発
生
の
仕
方
に
は
多
様
性
が
あ
り
ま
す
が
、
最
大
ク
ラ
ス
の
地
震
が
発
生
す
る
と
、
静
岡
県
か
ら
宮
崎
県
に
か
け
て
の
一
部
で
は
震
度
7
と
な
る
可
能
性
が
あ
る
ほ
か
、
そ
れ
に
隣
接
す
る
周
辺
の
広
い
地
域
で
は
震
度
6
強
か
ら
6
弱
の
強
い
揺
れ
に
な
る
と
想
定
さ
れ
ま
す
。
ま
た
、
関
東
地
方
か
ら
九
州
地
方
に
か
け
て
の
太
平
洋
沿
岸
の
広
い
地
域
に
10
メ
ー
ト
ル
を
超
え
る
大
津
波
の
来
襲
が
想
定
さ
れ
て
い
ま
す
。
こ
の
た
め
、
南
海
ト
ラ
フ
地
震
が
発
生
す
る
と
、
広
い
地
域
で
大
変
な
被
害
が
生
じ
る
と
想
定
さ
れ
て
い
ま
す
。
そ
こ
で
、
南
海
ト
ラ
フ
地
震
に
よ
り
著
し
い
被
害
が
生
ず
る
お
そ
れ
の
あ
る
地
域
駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域および土佐湾を経て日向灘沖までのフィリピン海プレートお よびユーラシアプレートが接する海底の溝状の地形を形成する区域を「南海トラフ」といいます。この南海トラフ 沿いのプレート境界を震源とする大規模な地震が「南海トラフ地震」です。南海トラフ地震は、おおむね100∼ 150年間隔で繰り返し発生していますが、その発生間隔にはばらつきがあり、震源域の広がり方には多様性がある ことが知られています。昭和東南海地震および昭和南海地震が発生してから70年以上が経過しており、南海トラフ における次の大規模地震の切迫性が高まってきています。(気象庁ウェブサイトから)
平成29年12月20日㈬静岡地方気象台の中村浩二台長が須藤 市長を訪れ、面会の席上、市長との間にホットラインが結ばれ ることになりました。台風や大雨などによる災害の危機を気象 台長から直接助言いただくことで、市民の皆さんへの迅速な避 難等の呼びかけが可能となります。
先の秋田県の記録的大雨では、地元の気象台長が市長や町長 に直接電話により危機感を伝えたことで迅速な避難の呼びかけ につながり2000棟もの住宅が被害を受ける中、死者やけが人 が出ませんでした。